お灸のやり方 かんたん3つのステップ!
お灸で冷え症対策
お灸は、冷え症や生理痛、肩こりなどに効果があると聞くけれど、自宅でお灸をするにはどのように行えば良いか分からないよ~ という方のために、お灸がはじめての方でも自宅でお灸が出来るようお灸のやり方をお伝えいたします。これをお読みになり、お灸ライフを楽しんで下さい。
ステップ1.お灸をすえる前に準備する5つのアイテム
お灸をすえるためには以下のものをご用意下さい。
①お灸
☆おススメの商品はせんねん灸です。
◎せんねん灸の良いところ
■かんたんに手に入る。
せんねん灸はドラッグストアやAmazonや楽天ショップ、Yahooショッピングなどネットショップで手軽に買うことが出来ます。
■お灸が初めての方でも使いやすい。
せんねん灸は自宅で簡単にお灸が出来るよう作られています。
■種類が豊富で自分に合ったタイプを選びやすい。
せんねん灸には火を使うタイプ、火を使わないタイプ、けむりの少ないタイプなど、さまざまなラインナップがあります。
◎どれを選んで良いか迷ったなら
■定番の商品・・・
温熱レベル3
せんねん灸オフ レギュラーきゅう 伊吹
■ソフトなものから始めたい方・・・
温熱レベル2
せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島
■もぐさを炭にしたけむりの少ないタイプ ・・・
温熱レベル3
せんねん灸の奇跡 レギュラー
②ライター
使い捨てライターでも良いですが チャッカマン ガスライター やすらぎやミニ点火棒などが安全です。
③灰皿
陶器の器でもOK!中に水を入れて、せんねん灸を安全に消火します。
④保冷剤
せんねん灸が熱すぎてはずしたいとき、台座も熱くなっています。
保冷剤で指を冷やすと少しのあいだ熱さが和らぎます。
⑤ツボの本
ツボの本インターネットでツボを検索 症状に合わせたツボを調べましょう。
せんねん灸 ツボブック
お悩みの100の症状をわかりやすく解説した布張りのオシャレな一冊。
バインダー式なので1ページずつ、取り外すこともできます。
ステップ2.お灸をすえるツボを探しましょう。
ツボの見つけ方のコツ 本などで紹介されているツボの位置をたよりに、指を使って測ってみる。
よく、〇〇のツボは、手首のしわから、指合わせて二本分など・・・ツボの位置が書かれています。
指で測るときの基本 とは
親指の幅を一寸(いっすん)
人差し指・中指の二本を合わせた幅を一寸五分
人差し指・中指・薬指の三本を合わせた幅を二寸
人差し指・中指・薬指・小指の四本を合わせた幅を三寸
よく使うツボ紹介
合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指よりにあります。
このあたりに、さわってわかる”くぼみ”があります。
親指で押したときジーンとくる箇所があったらそこが合谷です。
効果:頭痛を抑え、鼻血、鼻水に効果があります。
三陰交(さんいんこう)
足の内側、内くるぶしから指三本分上にあるツボです。
効果:婦人科の症状に効果があります。
ツボの正しい場所を見つけるには、その辺りの皮膚を指の腹でやさしく探ってみましょう。
指の腹でやさしくなでるように皮膚を触ってみると、触られている場所によっては鈍く感じるところがあるかも知れません。
皮膚の表面がカサカサしたり、ブヨブヨしていたり、凹みやくぼみがあったり、肌の色がくすんでいるなどするとツボの可能性が高いです。
ステップ3. せんねん灸を使ってお灸をしてみましょう。
いよいよ、ツボの位置が決まったら、せんねん灸を使ってみましょう。
1.せんねん灸を一個手に取り、台座部分の底についているシールをはがし、人差し指の先にくっつけましょう。
2.ライターでもぐさ部分の先に火を付けます。
3.火が付いたら慌てずにお灸をツボに貼り付けましょう。
目安のとして1分間くらいは何も感じませんが徐々に熱さを感じて来るでしょう。
約5分間ほどでお灸は終わりますが、最後の一分間くらいに熱さのピークがきます。
4.お灸の熱さが感じなくなっても、台座部分が熱くなっているかもしれないので、保冷剤で指を冷やしてからはがすと火傷防止になります。
5.お灸が終わったら、台座部分を指でつまんで捻るようにはがすのがコツです。
最後に水を入れた灰皿にお灸を浸けて完全に消火をしてください。
6.更に、いくつかツボにお灸をすえてみましょう。
そのほか、コツや注意することは?
いくつものツボに同時にお灸をすえる場合、いっせいに熱さのピークになると耐えられませんので、一個点火したら、次の一個まで一分間くらいは時間をずらして火を着けましょう。
熱さがピークになると、温熱刺激によりツボが痛みや痒みを感じることがありますが、そんな時はお灸の台座周りの皮膚をグルグルと触ってみて下さい。
少し痛みや痒みが軽くなると思います。ペンのお尻や鉛筆のキャップなど使うと安全です。
※くれぐれも無理をせず熱くなりすぎたらお灸を外して下さい。
※汗をかいたり、皮膚が湿っていたりすると水ぶくれになりやすいので注意しましょう。
※お灸は煙が出るものですので、適度に換気を行って下さい。
お灸をしてはいけない場所やお灸をしてはいけない時などQ&Aにまとめてありますので、必ずお読みになってからお灸を楽しんで下さい。
尚、お灸をすえることにより火傷や事故など起こった場合、当方は一切責任を負いませんので、自己責任のもとに行って頂けますようお願い致します。